佐藤琢磨、インディ500ファイナルラップでクラッシュして優勝を取り逃がす

日本時間27日深夜より行われた世界三大レースの一つ、第96回インディアナポリス500では佐藤琢磨が常に優勝を争う上位ポジションで走行し、ファイナルラップでは優勝をかけてインサイドに飛び込んだ所で痛恨のスピンを喫してしまい、日本人初のインディ500制覇はならなかった。・・・・・勝ったと思ったのにいぃぃぃぃぃ!

琢磨悔し…インディ500制覇目前でクラッシュ
http://as-web.jp/news/info.php?c_id=5&no=41238

第96回インディアナポリス500マイルレースは27日、200周の決勝レースが行われ、ダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ)が優勝。ファイナルラップ、2番手につけていた佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン)はトップを賭けた勝負を展開したが、クラッシュを喫した。

 決勝レースの序盤から、予選で速さをみせたシボレー勢を尻目に、レースをリードしたのはフランキッティ、スコット・ディクソンのホンダエンジンを搭載するチップ・ガナッシ勢。一方、後方から1台ずつオーバーテイクをみせ2台に食らいついたのが琢磨だった。

 中盤、ガナッシの2台が燃費走行を展開する中で、琢磨は堂々のリードラップを奪い、作戦もズバリ的中。終盤に向け、優勝争いはチップ・ガナッシの2台、そして琢磨に絞られたかに思われた。

 しかし、最終盤のフルコースコーションで琢磨はポジションを一旦落とし7番手に後退してしまう。その後、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポーツ)がクラッシュ。残り7周でのリスタートが切られることになった。

 ここで抜群のスタートを決めた琢磨は、再び3番手に返り咲きトップの2台を追うことに。残り2周、抜群のオーバーテイクでディクソンをかわした琢磨は、ファイナルラップのターン1でタイミングを合わせると、フランキッティのインへ! インディアナポリス・モータースピードウェイは大歓声に包まれた。

 ターン1をフランキッティと並走した琢磨だが、わずかに残されたスペースで姿勢を乱しスピン! ウォールにクラッシュしてしまうことに。そのままイエローフラッグでチェッカーが振られ、レースはフランキッティの勝利で幕を閉じることとなった。

 2位はディクソン、3位はカナーンがつけることに。琢磨はインディ500、そしてインディカー・シリーズの日本人初優勝を目前にしながら悔しい結果に。しかし、琢磨らしいオーバーテイクと果敢なアタックは日本のみならず、世界を沸かせることとなった。

ほぼ手にしていた日本人初のインディ500制覇
徹夜で観戦していた人も多かったみたいで、Twitterやら実況chやらは深夜とは思えないほど人がいました。自分も途中まで見たら寝ようと思っていたのですが、序盤から上位をキープし続ける琢磨のがんばりがすごすぎて寝るタイミングを失ってしまいました。

最後のリスタートで7位から2位まで上がってきた時はもう大変。残り数周でこの勢いならこれマジで勝つんじゃね??と深夜に心臓どきどきで観戦していました。

でも、長年のたっくんファンとして、ファイナルラップでインサイドに飛び込んだときに本当にインディ500で勝った!という想いと同時に直感的に嫌な予感がしたのも正直な所。いつも後一歩の所で大きなものを取り逃がすんだよなぁ。

長いチャンピオンシップを考えれば確実に2位のポイントと大きな賞金を稼ぐのが本人にとっても、またチームのためにもベストだ、という考え方もあるけれど、今回ばかりはあそこで仕掛けられないならレーシングドライバーじゃないよ。特にインディ500だからね。リスクがあっても勝負に行ったのは絶対に間違ってないはず。

他人のやることでこんなに悔しさが残る事なんて普段は無いんだけど、あれから24時間近くたった今も未だに悔しさいっぱい。きっと生観戦していた人は同じ気持ちじゃないでしょうか。

まぁ今年は車も本人も速さを見せているので意外とあっさり今年中に優勝する予感もするのですが。

良いレースも悪いレースも併せて何かと魅せるレースが多い琢磨の走りは、エンターテインメント好きなアメリカ人も今回のレースでアメリカでも一気にファンが増えたに違いない。やっぱり琢磨のレースは面白いね。

きっとアメリカンレーシングの歴史に残るのであろうレースを生で観戦出来てよかった。でも、インディ500で日本人ドライバーが勝利する歴史的瞬間が見たかったな。

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Come on!SATO!!!!
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ダリオ・フランキッティ(優勝)
「すばらしいレースになりました。本当にすごいレースでした。このレースを昨年度ウイナーの故ダン・ウェルドンも誇りに思ってくれることでしょう。

佐藤琢磨との最後のバトルでは、まず私がラインを開け、彼が来るのが見えました。私はまた元のラインに戻って、そのあとにはラインをアウト側へと開けましたが、その時に彼は私のイン側でグリップを失いました。

私はアクセルを踏み続け、勝つことができました。80年代終盤のエマーソン・フィッティバルディとアル・アンサーJr.のレース終盤の戦いが思い出されました。ジョニー・ラザフォードらと同じ3勝ドライバーの一員となれたことを光栄に思います。

Hondaエンジンは予選までは苦戦しましたが、ファイナルプラクティスの日に好感触が得られました。レース用のエンジンで大きな性能アップを果たしてくれたのです。決勝でのマシンは最高の仕上がりで、トラフィックの中でも確かな速さがありました。後方グリッドからのスタートで、ピットでスピンまでしたというのに優勝できたなんて、信じられません」

佐藤琢磨(17位)
「本当に残念です。ダリオ・フランキッティのスリップストリームに入ってホワイトフラッグを見ました。ドラフティングから抜け出して彼のインに入ったときには勝利を確信しました。相手をオーバーテイクできる状態に追い込むことができていましたから。

彼とはサイド・バイ・サイドの状態でターン1に入っていきましたが、ダリオがどんどんかぶせてきました。こちらはもう白線に乗って、芝生に出るギリギリまで行っていて、そこでスピンしてしまいました。半車身、いや、タイヤ1本分スペースをくれていたら、ターン1を並んだまま走り抜けることができていたでしょう。

そのままターン2を回って、ターン3、ターン4と、もっとすごいフィニッシュになっていたと思います。今回はこのような結果になりましたが、思う存分に戦えるマシンを作り上げてくれたチーム、的確な作戦を採用し、ミスのないピット・ストップを繰り返してくれたクルーたちには感謝の気持ちでいっぱいですし、達成感もあります」

チーム代表ボビー・レイホール
「まったく琢磨を非難する気なんてないよ。チャンスを見つけたら、掴み取りにいくのは当然だ。特に、それがインディ500の残り1周なら当たり前だ」

takumasato.com(佐藤琢磨 オフィシャルサイト)
ダリオ・フランキッティがインディ500での3勝目となる優勝 第96回インディ500でHonda インディV6ターボエンジンが初勝利を飾る スコット・ディクソンも2位に入り、伝統のレースでHondaが1-2フィニッシュを達成 佐藤琢磨は優勝まであと一歩の最終ラップでアクシデントを喫し、17位(Honda)
佐藤琢磨、インディアナポリス500大健闘も実らず(FMotorsports F1)
佐藤琢磨の最終周チャレンジに外紙の評価は?(AUTOSPORT web)
レイホール、琢磨を称賛「素晴らしいレースだった」(AUTOSPORT web)

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コメント

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