24インチ液晶モニターが三菱電機とアイ・オーから同時に発表されました。どちらもフルHD解像度1,920×1,200ドットの表示が可能で、両機種ともにドット・バイ・ドット、アスペクト比固定に対応と表記があります。
・三菱「RDT241W」
NTSC比約92%の広色域パネルを採用し、Adobe RGBの色空間をほぼカバーするという製品。インターフェイスはHDCP対応DVI-D、ミニD-Sub15ピンの2系統で、さまざまな入力信号に対応。I/P変換回路を搭載し、インターレース信号の入力が可能なほか、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)にコンポーネント信号(YPbPr)を入力できる。ただし、480i映像は同社が納得できる質ではないため、480p以上の対応としている。
表示モードは入力ソースを画面全体に引き延ばす「FULL」、アスペクト比を固定したまま拡大する「ASPECT」、ドットバイドット表示する「REAL」を選択可能。年齢による眩しさの感じ方から輝度を自動変更する「IVMODE」を搭載する。(PCWatch)
・アイ・オー「LCD-MF241X」
各種入力ソースで、ドットバイドット表示、アスペクト比固定、フル表示が可能なほか、PC入力では1ドットを縦横2倍にして表示するモード、AV入力では16:9モード、そして、表示までの遅延を少なくするゲームモードなどを備える。ゲームモードにおいても、画面縦横比率の設定が可能としている。
また、白飛び/黒つぶれを抑える「アドバンスト・コントラスト・コントロール」や、ブロックノイズ除去、3次元Y/C分離、3次元ノイズリダクションを統合した高画質化回路「MFコア」を搭載。小画面機能は、アスペクト比を16:9または4:3のソースに合わせて表示可能で、親画面が見えるよう透過表示にでき、「アクアPinP」と呼称している。PinPの組み合わせは、親画面はPC入力(DVI-DまたはミニD-Sub15ピン)固定で、小画面は親画面以外のすべての入力に対応する。
ドットバイドット表示や、PC入力では1ドットを縦2×横2ドットで表示する「ドット2倍ドット」表示も可能 処理を削減して遅延を抑えるゲームモードでは、アスペクト比の設定にも対応 高画質化を行なう「MFコア」を搭載
透過表示できるPinP機能「アクアPinP」。小画面は4:3や16:9のアスペクト比に可変する アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)で接続したXbox 360の親画面に、右下にHDMIで接続したPS3の画面を透過表示した状態 ゲームはフロムソフトウェアが協力。
表示モードや入力信号の切り替え操作、およびOSDの設定などは、付属のリモコンで行なえる。また、PC用のアプリケーション「Display Manager」からもOSD操作や、PinP小画面の表示位置変更が可能。Windows Vistaのガジェットにも対応している。(PCWatch)
多彩な接続端子と遅延を減らすゲームモードを持つ「LCD-MF241X」の方がゲーマーにはおすすめなのかもしれません。が、三菱RDT241Wはすでに8万円台で販売されています。液晶モニタはどんどん値下がりしてますね。
三菱 RDT241W(三菱ディスプレイ)
アイ・オー LCD-MF241X(IO DATA)
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