2008 Formula1 Rd18 ブラジルGP

2008年のグランプリもいよいよ最終戦。チャンピオンシップはフェラーリのフェリペ・マッサとマクラーレンのルイス・ハミルトンの二人による争い。

フォーメーションラップ直前に雨が降り出し10分遅れでスタート。雨が降る展開になればタイヤ選択によって大きく順位が入れ替わる展開になりやすく、5位以内でチャンピオンが決定するハミルトンにとっては嫌な展開。

スタート直後にロズベルグとクルサードが接触。クルサードは特別カラーの車での出走だったが数十秒で最後のレース終了。俺のペヤングがー

レースは勝つしかないマッサが終始レースをリード。ハミルトンは不必要に前を追わず確実に5位以内をキープする作戦。

ラスト7週。雨がぽつぽつと降ってきた。先にマッサ、続いてハミルトンがスタンダードウェットへ変更。トヨタの2台はステイアウトでドライのままでティモ・グロックは4位へ。

ハミルトン5位、ベッテル6位で残り2週。勢いのあるベッテルに押され気味のハミルトンが僅かに膨らんだ所をベッテルがオーバーテイク。ハミルトン6位でこのままレースが終わるとチャンピオンはマッサ。盛り上がってまいりました。

ファイナルラップ。雨がかなり降ってきた。マッサは先にトップでゴール。この時点でチャンピオンはマッサに決定かと思われた所、ステイアウトで4位にポジションアップしていたグロックがドライタイヤが持ちこたえず失速。これをハミルトンが最終ターンでオーバーテイクして5位に復帰。これで史上最年少ワールドチャンピオンを獲得。

色々とハミルトンの言動は悪く言われる事も多くなってきた訳ですが、こういう人がいないと面白くないよね。最近のドライバーはみんな優等生すぎてつまらんよ。ワールドチャンピオンを獲ったことだし、これからも傲慢な態度を御願いしたいです。

マッサは開幕当初トラクションコントロールが排除された為か、序盤は一人くるくると回り続けていたのですが、中盤からはチームメイトのライコネンを圧倒する速さと強さを見せるなどなかなか盛り上げてくれました。

きっと今回のブラジルGPでチェッカーを受けた後、無線でハミルトンのポジションを知らされて自分がチャンピオンだと思ったんじゃないのかな～可哀想に(´；ω；｀)ﾌﾞﾜﾜｯ

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