週末に行われた2012年F1第10戦ドイツGPでは小林可夢偉が自己最高の決勝4位を獲得、アメリカインディカーシリーズでは第11戦エドモントン佐藤琢磨がこちらも自己最高の2位を獲得。日本のモータースポーツファンには嬉しい週末でした。
小林可夢偉、ベッテルにペナルティで自己最高位の4位! (F1ドイツGP)
http://f1-gate.com/kamui/f1_16006.html
小林可夢偉は、F1ドイツGPのレース後に2位のセバスチャン・ベッテルにペナルティが科せられたことで自己最高位となる4位に繰り上がった。
12番グリッドからスタートした小林可夢偉は、ミディアムタイヤでスタートするという戦略を生かし、5位でレースをフィニッシュ。だが、レース後にセバスチャン・ベッテルのジェンソン・バトンへの追い抜きにペナルティが科せられて20秒が加算されたことで、自己最高位となる4位に繰り上がった。
小林可夢偉はTwitterで「4位なった!! 良かった!!」とコメント。
「次は表彰台しか無いね!! なかなか表彰台だけ長いなー」
周りの車と違う上位陣唯一のミディアムコンパウンドでスタートした時は、最近のザウバーチームの戦略は毎回はずしているので、今回もやらかすかなーっと思っていたら当たりだったみたいで、予選12位から決勝4位までジャンプアップ。来シーズンのシートが危ういと噂が立ち始めているので可夢偉には確実に結果を残してもらいたいです。とりあえずペレスには絶対負けるなよー
インディーはどうしても日本時間だと深夜になっちゃうからなかなか観戦出来ないけど、今シーズンは優勝超目前だったインディ500もあったりして琢磨もアメリカで頑張ってます。
海外スポーツ観戦はロンドンオリンピックもそうだけど、午前3時頃スタートの競技は時間最悪。もうちょっと早い時間か遅いスタートなら観戦出来るのに。
佐藤琢磨が自己ベスト、日本人ドライバー最上位タイの2位フィニッシュ 最後まで激しいトップ争いを繰り広げ、2台の差はわずかに0.8367秒
http://www.honda.co.jp/IRL/race2012/rd11/report/
アルバータ州エドモントンの空港を使ったコースは、昨年から新しいレイアウトが採用されていますが、佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)にとって非常に相性がいいようです。昨年、佐藤はキャリア2回目、ロードレースでは初となるポールポジション獲得をエドモントンで達成しました。今年はポール連覇こそなりませんでしたが、予選4番手という好成績を記録し、レースは2列目インサイドの3番グリッドからスタートする権利を確保しました。そして、真っ青な快晴の空の下、大勢のファンが見守る中で開催された75周のレース、佐藤はすべてのラップを予選アタックのようにハードに走り、強豪たちと激しく競い合って自己ベスト、そして、日本人インディカー・ドライバーとして歴代最上位タイとなる2位フィニッシュを飾ったのでした。
佐藤琢磨(2位)
「レース終盤のトップ争いは本当に激しく、バトルを思いきり楽しみました。相手をオーバーテイクできていたら、もっと喜べたのですが、今日の自分たちとしては持てる力を出し切っての戦いができており、最善の結果を手に入れたと思います。2位は本当にうれしい結果です。インディ500以降は厳しいレースが続いていただけに、今回こうして表彰台に上る2位フィニッシュを記録できたのは、自分にとってだけでなく、チームが自信を取り戻すために大きな力を発揮してくれることと思います。エンジニアをはじめ、クルーたちは本当にすばらしい働きをし続けてきてくれています。これで勢いを取り戻すことができました。残る4レースが非常に楽しみです」
小林可夢偉「スタート順位を考えれば素晴らしい結果」(スポーツナビ)
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